本日無事、F全集の「ジャングル黒べえ」と「海の王子3巻」を購入（うちは地方なので発売が1日遅いです）してきました。海の王子は1巻の途中で少しダウン気味で読んでません。
時間があるときに読むつもりです。「ジャングル黒べえ」はどんな内容だろうと気になり一気に読んでみました。ここで「ジャングル黒べえ」の内容について感想を書いてもいいですが、他の作品はブログ開設が遅く中途半端な感想になりそうだったので書いていなかったのでので差別化しないために内容についての感想はおいておきます。

構成の感想として今回の最大の見所は初掲載の多さでしょう。「海の王子」の全話初掲載はもちろん「ジャングル黒べえ」もよいこと毎日新聞掲載の4コマは初掲載です。コミック終盤の初出掲載リストを見たところかなりの数が原稿紛失いています。「ジャングル黒べえ」は第1話と最終話にあたる「さようなら黒ベエ」がともに原稿紛失していまっています。これで思ったのですが、「ジャングル黒べえ」はコミックしたくても原稿紛失も絡んでコミック化出来なかったのではないでしょうか？全集ではないのでトレス画や画像加工でより綺麗にして出すこともできたかも知れませんが手間暇がかかりすぎて出さなかったなどいろいろなことが想像できてしまいます。とりあえず「ジャングル黒べえ」が発売したことはとても嬉しく思います。


ただ、その影に隠れて収録されなかった作品もあります。初出掲載リストにも書いてありますが、幼稚園73年の8月号は代筆のため未収録や4コマでは2月末～6月初期までも代筆のため未収録です。F全集としてして出すなら確かにF先生の絵ではない作品を載せるのは間違っています。しかし、ジャン黒は全話収録最大のチャンスだけにこのチャンスを逃すと次のチャンスはないかも知れませんので代筆の作品が未収録なのが名残り惜しいです。そこで自分は全作品発売後「藤子・F・不二雄作品集（代筆全集）」を別途で出して欲しいです。


やっぱり少し感想書きます。
おそらく、巻末で肝付さんが語っているガックというキャラでしょうが4コマの最後に出てくるキャラクターが謎すぎます。おそらく代筆部分では描かれていたのではないでしょうか？ついでにパオパオの初登場は分かりますが「赤べえ」と「べっかんこの神様」は唐突な登場が気になります。これを見てアニメも非常に見たくなってきました。また、掲載順ですがドラえもんのようなマルチ第1回でなく第1話は小4だけですので少し順番を無視しても小学4年分を最初に持ってきて欲しかったです。

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