ONE PIECE・仮面ライダーの感想考察をメインに書いていっています。たまにジャンプやその他のアニメ・漫画についても書いています。藤子作品に関しては読んているときは感想を書いています
コミックも発売されており、全集の中ではあまり欲しいと思った作品ではありませんでしたが、カラーページなど力が入っていて購入してよかったなと思いました。
個人的に気に入っている点として背表紙・人物紹介・カラーページの3つです。
まず背表紙ですが、通常のドラえもんと違いアイコンがのび太くんになっています。これはドラえもんとの区別もあると思いますが、ドラえもんはドラとのび太の2人が軸の作品であるだけにのび太も載せてほしいなと思っていました。そこに大長編でのアイコンは嬉しかったです。さらに大長編は銀河鉄道で「のび太は大長編になるとカッコ良くなる」というように大長編の主役はのび太であることが多いのでこの選択はベストだと思います。
次にキャラクター紹介ですが、これはおそらく通常のコミックとの差別化のために載せたのでしょうが、これでしか見ることができないカラーキャラクターなどもいくらかおり、非常に貴重なものだと思います
最後に、カラーページです。上と少しかぶりますがカラーページが少ないながらも非常に丁寧に載せていてくれてます。画像紛失分の掲載では赤字のドラえもんのロゴなど少し貴重なものまで載せていてくれています。
こちらも今回収録分は全て所持していたので、これといった斬新さはありませんでした。大長編みたいにカラー扉絵もないので巻末に特集もありませんし、少し微妙な内容でした。色使いは白黒、2色カラーなどが交互に変わって斬新さはありましたが、少し見難かったです。これはF先生が白黒のコミック化のときに加筆・修正をしたり、カラーページの違和感をなくすために白黒に直したりしたために起こったことなのですが、それがカラー発行になって完璧に災いした形です。
F先生がご存命ならカラー化に際して、再修正・着色をしてくただろうと考えると非常に残念に思えてきます。
全編初コミックということで期待していました。内容はパーマンをすこし幼稚にしたような感じでしょうか。パジャマというアイテムのためか少し夜を舞台にしたものが多いように感じました。アニメ化の企画もあったようですが、ヒーローものということでパーマンとかぶるということでご破綻になったのでしょうか?アニメ版も見たかったですね。同時収録のきゃぷてんボンもキテレツ大百科みたいにアニメ主導でやってみれば面白い作品ができたのではと思い、考えただけでわくわくする内容でした。
大きな謎
今回第1期では通し番号順の発売だった作品が、チンプイ、てぶくろてっちゃんなどを飛ばして発売されました。順番を飛ばした理由は、パジャママン以外の作品がカラーで値段が高いため、チンプイより安価であろうパジャママンを先に発売したのでしょうか?
また21エモンは全2巻で1巻が通し番号63であることから2巻は64であるこことが推測できます。公式サイトの通し番号順に並んでいるものを見るとこの次に来る作品は少年SF短編とわかります。しかし、少年SF短編は通し番号が74と65~73まで9冊の空白があり、大きな謎です。この9冊のうち1冊内容が近いモジャ公が入る気もしますが、モジャ公のページ数を考えればおそらく1冊であり、8冊の空き番号が出るため何が入るか気になります。
次回はこちら
ドラえもん 10 (藤子・F・不二雄大全集) |
オバケのQ太郎 7 (藤子・F・不二雄大全集) |
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